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動物看護師に向いている人の特徴8選!やりがいと動物看護師のなり方

動物看護師に向いている人の特徴8選!やりがいと動物看護師のなり方

「動物看護師に向いている人ってどんな人?」
「動物看護師に興味があるけど自分が向いているかわからない」

動物看護師の仕事に興味があるけど、自分には向いているのかわからず疑問を持っていませんか。

動物看護師には、いくつか向いている人の特徴があります。本記事では、動物看護師に向いている人の特徴8選とやりがいや動物看護師のなり方について解説します。

自分が動物看護師に向いているかわからず不安な方が疑問を解決できれば幸いです。

動物看護師に向いている人の特徴8選

動物看護師に向いている人の特徴8

動物看護師に向いている人の特徴を8つ解説します。

  • ・責任感が強い人
  • ・愛情を持って動物に接することができる人
  • ・観察力がある人
  • ・冷静に対応できる人
  • ・体力がある人
  • ・学ぶことに前向きな人
  • ・チームワークを大切にできる人
  • ・コミュニケーション能力が高い人

それぞれご覧ください。

責任感が強い人

動物看護師として働くうえで、責任感は不可欠です。動物の命を預かる仕事であり、ひとつのミスが動物の命を左右してしまうリスクがあることを理解する必要があります。

動物看護師は、獣医師の指示に基づいて薬を投与したり、動物のケアをしたりするときにミスをしないようひとつひとつの業務をていねいかつ正確におこなわなければなりません。

動物の状態が急変したときや、予想外の事態が発生したときには、すみやかに適切な判断をくだす必要があるため、問題を解決する能力も求められます。

飼い主さまにとって、大切な家族の一員である動物に対し、動物看護師が責任感を持って接しているかどうかは信頼関係を築くうえで大切なポイントです。

愛情を持って動物に接することができる人

病気やけがで苦しんでいる動物の多くは、不安や痛みなどストレスを感じていることが多く、愛情を持って接することが重要です。

言葉を話さない動物の表情や仕草から状態を理解し、痛みや不安を和らげる配慮が求められます。

さらに、動物の個性を理解し、それぞれにあった対応が必要です。愛情を持って接する姿は、飼い主さまの安心につながるため、信頼関係を築くうえでも役立ちます。

観察力がある人

観察力がある人は動物看護師に向いていると言えます。動物の表情や仕草などから健康状態を読み取らなくてはいけないからです。

具体例をみてみましょう。

  • ・いつもと歩き方が違う
  • ・なき声に元気がない
  • ・食べるペースがいつもより遅い

小さな変化に気づくことが、病気や異常の早期発見には欠かせません。小さな変化を読み取り、獣医師に報告するのは動物看護師の重要な役割のひとつです。

観察力は、動物ごとに異なる個性や性格を理解するのにも役立ちます。特徴をとらえ、それぞれにあわせたケアをすることで、動物のストレスを最小限に抑える効果も期待できます。

小さな変化を見逃さないよう細心の注意を払う姿勢が動物看護師には必要です。

冷静に対応できる人

動物医療の現場では、急な体調変化や緊急事態など予想外のことが起きるため、冷静に対応できるスキルが求められます。

動物が急変したときには、慌ててしまい冷静な判断が難しくなります。しかし、このような状況でも落ち着いて状況を把握し、的確に対処することが、動物の命を救うためには不可欠です。

動物医療の現場では残念ながら救えない命を目の当たりにすることもあります。飼い主さまの理不尽なクレームに対応しなくてはいけない場面もあるでしょう。このようなときにも、感情をコントロールし、冷静に対応することが求められます。

冷静さに欠けた行動は、飼い主さまに不安を与える原因になるため避けなければなりません。冷静に対応できるかどうかは、動物看護師の仕事をするうえで大切なポイントです。

体力がある人

動物看護師は、次のような理由から体力が必要な仕事です。

  • ・立ち仕事が多い
  • ・動物のケアやケージの掃除をする
  • ・動物を移動させたり、抱えたりする
  • ・急変や緊急時など長時間労働になることがある

動物が予想外に暴れたり逃げ出そうとしたりするときは体を張ることもあり、けがのリスクが生じます。

勤務先によっては、夜勤や休日の呼び出し対応など、不規則な勤務形態になることもあります。急変や緊急事態により、勤務時間が長くなる可能性もあり、体力的な負担を生じることもあるでしょう。

体力がないと、日々の業務をこなすのが難しく感じられる恐れがあります。これらの理由から、もともと体力に自信がある場合は、動物看護師の仕事をする上で役立ちます。

学ぶことに前向きな人

動物医療の現場はつねに進化しており、新しい知識やスキルをアップデートしていかなくてはいけません。

動物看護師は「治療法」「医療機器」「動物のケア」など最新の情報をもとに動物に最適なケアをおこないます。

一度学んだことでも、数年経つと医療の常識は変わっていることがあります。そのため、動物看護師として成長するためには、セミナーや研修に参加して積極的に学ぶ姿勢が必要です。

学ぶことに前向きな人は、動物看護師としての知識やスキルを高めることができ仕事に役立ちます。

チームワークを大切にできる人

動物看護師の仕事はひとりではできません。獣医師やほかのスタッフと連携し、動物の健康を守るためチームワークを大切にする姿勢が求められます。

チームで協力し、治療の目標に向かって進むことで動物の健康状態の改善につながります。そのためスタッフ間で情報を共有するのは、チーム医療で欠かせません。

動物看護師には、ほかの人の意見に耳を傾けたり、自分の意見を伝えたりなどコミュニケーションを取りながらチームワークを大切にする姿勢が求められます。

小さなことでも必要なことは必ず共有し、スタッフ全員で考えることが大切です。

ひとりでは解決できない課題もチーム一丸となれば、乗り越えられる可能性があります。自分だけではなく、チームで協力して動物の命を守る意識を持てるかどうかが動物看護師として大切です。

コミュニケーション能力が高い人

動物看護師は、獣医師をはじめとするほかのスタッフや、飼い主さまとやりとりをしなくてはいけないためコミュニケーション能力が必要です。

飼い主さまへの説明や、他のスタッフへの動物の状況説明では、誤解を避けるため内容をわかりやすく的確に伝えなくてはいけません。

コミュニケーションのミスが治療の内容を左右してしまうこともあるため、コミュニケーションをとり、連携をとることが動物医療の現場では大切です。

コミュニケーション能力が高いと、周囲からの信頼も得やすく、飼い主さまとの関係を良好に保つためにも役立ちます。

動物看護師にとってコミュニケーション能力は、欠かせない要素です。

動物看護師の3つのやりがい

動物看護師の3つのやりがい

動物看護師の3つのやりがいを解説します。

  • ・動物の命を支えることができる
  • ・飼い主さまの不安を軽減できる
  • ・自己成長を感じられる

それぞれご覧ください。

動物の命を支えることができる

動物看護師のやりがいのひとつは、動物の命を支える役割を担えることです。具体例をみてみましょう。

  • ・病気やけがで苦しんでいた動物が元気になる姿をみられる
  • ・手術後のリハビリを経て、元気に走り回る姿をみられる
  • ・痛みや苦痛を緩和し、快適な生活を送れるようにサポートできる
  • ・命の重みを実感しながら仕事ができる
  • ・自分がおこなったケアが動物の状態改善につながる

動物医療の現場は決して楽しいことばかりではありません。治療の甲斐なく亡くなる動物を目の当たりにすることもあります。

しかし、病気やけがで苦しんでいた動物が、ケアをとおして徐々に回復する姿を見るのは動物看護師のやりがいにつながります。

動物看護師として、知識やスキルを向上させるためにする努力が、動物の命を守るために役立っていると実感できると、やりがいをさらに感じられるでしょう。

飼い主さまの不安を軽減できる

動物看護師のやりがいのひとつに、飼い主さまの不安を軽減できることがあげられます。動物の病気やけがは、飼い主さまにとってストレスや不安の原因です。

動物看護師としての知識やスキルが、飼い主さまの不安を軽減するのに役立つ可能性があります。具体例をみてみましょう。

  • ・病気や治療に関する質問にていねいに答えた
  • ・動物の状態をわかりやすく説明した
  • ・動物が自宅で快適に過ごせるよう生活に関する改善点のアドバイスをした
  • ・治療の状況を説明し、自宅でのケアの方法を説明した

これらのやりとりを通し、飼い主さまの不安や疑問が改善され安心感を得られます。自分の関わりで飼い主さまが安心でき、動物と一緒に過ごす時間をより楽しめるのは、動物看護師としてのやりがいにつながります。

自己成長を感じられる

動物看護師の仕事は、つねに新しい知識やスキルを学ぶ機会があります。例えば、新しい医療機器の取り扱いやケアの方法の習得などです。

できることが増えると、より幅広い範囲の対応が可能になり、自分の成長を感じられます。課題や困難な事例に直面しても、それを乗り越えたときに自信を深めることもできます。

学んだことが実際の動物のケアや飼い主さまとの関わりでいかせるため、日々の努力が無駄にならないと感じることもできるでしょう。

自己成長を感じられることは、動物看護師としてのモチベーションを維持するためにも重要です。

動物看護師になるには資格が必要?

動物看護師になるには資格が必要?

動物看護師になるには、資格が必要な場合とそうでない場合があります。それぞれみてみましょう。

資格の有無 詳細
資格が必要な場合 ・愛玩動物看護師は国家資格のため資格が必要
・特定の医療行為やケアは国家資格が必要
・資格取得で、専門知識やスキルを証明
資格がなくても可能な場合 ・未経験を歓迎する職場
・資格取得を目指しながらアシスタントとして働ける職場
・一般的なケアや補助的な役割

愛玩動物看護師は国家資格であり、動物看護師としての専門性や知識を証明するために役立ちます。愛玩動物看護師ができる医療行為やケアもあるため、動物看護師としてキャリアを積む場合には、取得することをおすすめします。

しかし、いきなり国家資格の取得はハードルが高いと感じられる方もいらっしゃるでしょう。動物看護師の仕事には、未経験でもできるものや、働きながら資格の取得を目指せるものがあります。

動物看護師の仕事に興味がある場合は、一度仕事をしてみてから資格をとることを検討してみるのもおすすめです。

当社では、動物看護に関する求人を数多く扱っております。専門のコンサルタントが、希望にある求人を紹介します。動物看護師の仕事について疑問がある方は、お気軽に当社までご相談ください。

まとめ

本記事では、動物看護師に向いている人ややりがいを解説してきました。動物看護師の仕事は、動物の命を預かる責任感のある仕事で、専門的な知識やスキルが求められます。

言葉を発さない動物の仕草や行動から異変に気づかなければいけないため、観察力も重要です。

さらに動物だけでなく、不安でいっぱいの飼い主さまの不安を少しでも取り除くための関わりも動物看護師の重要な役割です。

責任がある仕事のため「自分には難しいかも」と思うかもしれません。しかし、仕事を始める前に専門的なスキルや知識がなくても大丈夫です。

「動物看護師」の仕事に興味を持った気持ちを大切に、仕事や学習を通して、少しずつ学び習得していきましょう。

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