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動物看護師の志望動機はこれで決まり!7つのポイントや例文とNG例

動物看護師の志望動機はこれで決まり!7つのポイントや例文とNG例

「動物看護師の志望動機はどう書いたらいいの?」
「志望動機に使ってはいけない言葉はある?」

動物看護師の志望動機を作成するのに、書き方がわからず悩まれていませんか。

志望動機は、希望の就職先に自分を知ってもらうための重要な役割をはたします。本記事では、動物看護師の志望動機に入れたいポイントやNG例を詳しく解説します。

動物看護師の志望動機の書き方がわからず悩まれている方の疑問が解決されれば幸いです。

動物看護師の志望動機に入れたいポイント7選と例文

動物看護師の志望動機に入れたいポイント7選と例文

動物看護師の志望動機に入れたいポイントと例文を解説します。

・動物が好きなことを伝える
・どのようなサポートに関わりたいかを書く
・動物看護師を目指したきっかけを書く
・なぜその職場を志望するのかを書く
・自分の適性をアピールする
・専門性を盛り込む
・将来の目標を伝える

それぞれみてみましょう。

動物が好きなことを伝える

動物看護師の志望動機では、動物が好きなことを伝えましょう。動物看護師は、動物の健康管理に携わる仕事であり、好きという気持ちが大切です。

さらに「好き」だけではなく、次の例文のようにどこが好きなのかを具体的に書くと説得力が増します。

私は幼いころから動物が好きで、家で犬を飼っていました。あるとき、いつもとなにか違うため動物病院に連れて行くと、獣医さんから対応が遅ければ手遅れになっていたと言われました。

普段から愛犬と関わるのが大好きで、よくコミュニケーションをとっていたため、言葉ではない訴えに気づけたのかなと思います。

この経験から、言葉を話せない動物の仕草や表情を今まで以上に気をつけて見るようになり、動物の力になりたいと感じるようになりました。

動物が好きなところから、動物看護師を目指したきっかけにつなげるとあなたの熱意が採用担当者に伝わりやすくなります。

どのようなサポートに関わりたいかを書く

志望動機には、他の候補者と差別化するために、動物看護師になってどのようなサポートに関わりたいかを次の例文のように具体的に書くことがおすすめです。

私は、動物の健康管理だけではなく、飼い主さまの精神的サポートもできる動物看護師になりたいです。

ペットが病気やケガなどで体調が悪いときは、飼い主さまも不安な気持ちでいっぱいです。

飼い主さまの不安を少しでも取り除くために、自宅で気をつけることなどをわかりやすく説明できるように知識を深めていきたいです。

動物看護師は、動物の健康管理だけでなく、飼い主さまの精神的なサポートもしなくてはいけません。

自分が現段階で興味のある分野や、深めたい分野を関連づけて志望動機に組み込みましょう。

動物看護師を目指したきっかけを書く

動物看護師を目指したきっかけは、志望動機を書くときに重要なポイントです。エピソードやそのときの気持ちを、次のようにできるだけ詳しく書くと伝わりやすくなります。

高校生のころ、愛犬が体調を崩し動物病院に行ったときの経験から動物看護師を目指しました。

愛犬の処置がなかなか終わらず廊下で待っていました。不安だった私たち家族に対し、そのときの動物看護師の方は、適宜やっていることを説明してくれたり、私たちの疑問に答えてくれたりしました。

そのあと、処置が終わった愛犬に優しく接する動物看護師の方をみて、とても安心しました。

家族の不安に寄り添い、弱っている愛犬に優しく愛情を持って接する動物看護師の方をみて、私も動物や飼い主さまの不安を取り除ける存在になりたいと考えました。

エピソードとともに、そのときの気持ちをできる限り詳しく書いてみてください。

なぜその職場を志望するのかを書く

なぜその職場に興味を持ったのかを具体的に書きましょう。以下のように病院の理念や院長の考え方に触れるのも効果的です。

貴院の「動物や飼い主さまに寄りそった医療を提供する」という理念に共感しました。動物は言葉を話せないからこそ、表情や仕草などから小さな変化に気づき、丁寧に対応するのが大切だと考えています。

私自身、動物や飼い主さまの気持ちに寄りそえる動物看護師を目指しており、貴院の一員として成長させていただきたいと考え応募いたしました。

その職場でなければできないことや、その職場に入るからこそ成長できると考える点をわかりやすく書きましょう。

自分の適性をアピールする

志望動機の中で、次の例文を参考に、自分の適性をアピールするのを意識してみてください。適性があるかどうかは、採用担当者が見極めたいポイントです。

私は学生時代に、部活動で部長をしていました。メンバーの意見をまとめて、みんなでひとつの目標を達成できるよう活動した経験からリーダーシップや協調性が身につきました。

動物医療の現場ではチームワークが大切です。協調性やリーダーシップをいかし、チームの一員として動物の健康を支えたいです。

適性は、他の人と差別化できるポイントです。具体的なエピソードとともに、自分が動物看護師に向いている点をアピールしましょう。

専門性を盛り込む

動物看護師の志望動機に専門性を盛り込むと次のようなメリットがあります。

・熱意や本気度が伝わる
・他の応募者との差別化ができる
・職場のニーズにあうことをアピールできる

「動物が好きだから動物看護師を目指す」よりも、例文のように具体的な知識や興味がある分野を伝えると「動物看護師を本気で目指している」という熱意や覚悟を伝えられます。

私は、高齢の動物のケアに携わりたいです。老年期の動物はさまざまな疾患を抱えたり、不調が出たりします。そのため、日々の健康チェックだけではなく、生活環境の提案や適切な介助の方法を飼い主さまと考えることも必要です。

動物看護師として専門的な知識を身につけ、高齢な動物や家族が安心して生活できるよう援助していきたいと考えています。

熱意や仕事に対する本気度が採用担当者に伝わると「この人と一緒に働きたい」と思われるきっかけになります。

将来の目標を伝える

成長意欲や向上心が伝わりやすくなるため、動物看護師の志望動機で例文のように将来の目標を伝えましょう。「この人は長く働いてくれる意欲のある人材」と認識され、好印象になる可能性があるからです。

私は、将来的に高齢の動物看護のスペシャリストになりたいです。基本的な動物看護の知識や経験にくわえ、高齢になった動物たちが最期まで快適に暮らせるよう、栄養学やリハビリテーション学などを学びたいと考えています。

将来は栄養学やリハビリテーション学に関するセミナーを受けたり、資格をとったりしたいです。

日々、現場で経験を積みながら知識を深め、動物や飼い主さまの両方に信頼される動物看護師になれるよう努力したいと思っています。

キャリアプランを明確に記載することで、採用担当者の印象に残りやすくなります。

動物看護師の志望動機のNG例

動物看護師の志望動機のNG例

動物看護師の志望動機のNG例をみてみましょう。

・感情的な理由
・単純な理由
・準備不足を感じさせる理由
・職業の理解不足な理由
・責任感がないと感じさせる理由
・飼い主への配慮がない理由
・医療職としての自覚がない理由

詳しく説明します。

感情的な理由

動物看護師の志望動機に、次のような感情的な理由だけを書くのは避けましょう。

・癒されたい
・動物がかわいい
・動物が大好き

動物看護師は、動物の命を預かる責任のある仕事です。感情だけでは、その自覚があるのかを判断するのが難しく、マイナスな印象を与える可能性があります。

単純な理由

「テレビでみたから」「動物と関われて楽しそう」など単純な理由を志望動機に書くと、本当に動物看護師を目指しているのか採用担当者は判断できません。

単純な理由では、責任感があるのかどうかわかりにくく、採用担当者に不安を与えます。きっかけが単純な理由であった場合は、そのあとの心境の変化をあわせて書くことをおすすめします。

具体例をみてみましょう。

・動物看護師をテレビで知ったが、責任感のある仕事でやりがいを感じた
・動物が好きで、動物の健康管理に携われる動物看護師に魅力を感じた
・姉が動物看護師で仕事の話を聞くうちに、専門的な知識を身につけたいと思った

スキルや知識の話を組み込むと信頼性が増します。

準備不足を感じさせる理由

準備不足を感じさせる理由は、マイナスな印象を招く恐れがあるため注意が必要です。具体例は次の通りです。

・獣医を目指したが諦めた
・他にやりたいことがなかった
・友達が動物看護師だからやってみようと思った

準備がたりず、仕方なく動物看護師を選んだのでは、仕事に対する自覚や責任感があるようにはみえません。

動物の命を預かる自覚の薄さを感じさせる内容は避けましょう。

職業の理解不足な理由

「楽な仕事だと思った」「動物と触れ合えて癒されそう」というような職業を理解できていない理由は、採用担当者に悪い印象を与えます。

動物看護師は、動物医療の現場で、獣医師をサポートしながら動物や飼い主さまのケアをおこなう重要な役割であり、責任のある仕事です。

動物看護師の職業が理解できていないと、実際に働き出してから現実との差にギャップを感じ、責任を持って仕事ができないのではないかと疑問を抱かれてしまうかもしれません。

志望動機を書くときには、動物看護師の職業を理解していることを示すことが大切です。

責任感がないと感じさせる理由

動物看護師は、動物の命に関わる責任感が求められる仕事です。「なんとなく」「特に目標はない」など、軽い気持ちや興味本位で動物看護師を選んだと思われると、責任感がないと思われるかもしれません。

責任感がないと、動物の健康管理や飼い主さまのケアができないのではないかと不信感が生まれます。

志望動機には、責任感がないと感じさせる言い回しをしないよう注意が必要です。

飼い主への配慮がない理由

動物看護師は、動物だけでなく飼い主さまと関係を築くことも大切な仕事のひとつです。次のような飼い主さまへの配慮が欠けると感じさせる内容は、採用担当者に悪い印象を与える恐れがあります。

・人と関わりたくないため動物看護師を目指した
・動物は好きなので、動物看護の仕事を頑張りたい
・動物が元気になればそれでいい

志望動機が動物だけに焦点があたっていると、飼い主さまへの配慮に欠ける印象を与えます。

医療職としての自覚がない理由

動物看護師は、医療職の一員であり、動物医療を支える専門的な役割です。医療職には、専門的な知識やスキルが不可欠です。

「動物が好きだから」「動物に囲まれて働けるから」という理由だけでは、動物看護師の業務が、動物との触れ合いだと誤解している印象を与えます。

動物看護師の仕事は、動物の命に関わる重要な仕事であることを理解していることを示すことが大切です。

動物看護師の志望動機を面接で伝えるときのポイント

動物看護師の志望動機を面接で伝えるときのポイント

動物看護師の志望動機を面接で伝えるときのポイントは以下の通りです。

・医療職としての自覚を伝える
・チーム医療への理解を伝える
・継続的に学習する意欲があることを伝える
・飼い主との関わりについて触れる

それぞれみてみましょう。

医療職としての自覚を伝える

動物看護師は、動物の生命に関わる仕事です。そのため、面接官に医療職としての自覚を伝えることが大切です。

「動物の命を守る医療チームの一員として、責任を持って仕事に取り組みたい」というように責任感を持ったり、専門的な知識の習得に励んだりしたいと目標を明確にしてみてください。

チーム医療への理解を伝える

動物看護師の仕事は、獣医師をはじめとするさまざまなスタッフと関わるため、チームで協力して問題解決する力が重要です。

面接官は、チームの一員として働けるかどうかを面接で判断します。チーム医療の一員として動物の健康管理に携わる姿勢をしめしましょう。

継続的に学習する意欲があることを伝える

動物医療は、日々進化しています。そのため、動物看護師もつねに知識をアップデートしなくてはいけません。

面接のときに「継続的に学習する意欲がある」姿勢をアピールしましょう。今後学習したい分野や取りたい資格など具体的な目標を組み込むことをおすすめします。

飼い主との関わりについて触れる

飼い主さまとの関わりは動物看護師の仕事の中で大切な仕事のひとつです。面接では、動物に関する思いだけでなく、飼い主さまとの関わりについても触れることが大切です。

飼い主さまとの関わりについての考えを伝えることで、動物看護師の仕事を理解していることがアピールできます。

「飼い主さまの不安や疑問を軽減できるように関わりたい」と飼い主さまに寄りそう姿勢を伝えてみてください。

まとめ

動物看護師は、動物の生命に関わる専門職です。さらに、ペットが病気やケガなどで苦しむ飼い主さまの精神的なケアもしなくてはなりません。

そのため、動物看護師として適性があるかどうかを採用担当者は見極める必要があります。

動物看護師の志望動機を書くときには、職業への理解や将来の目標などを具体的に記載しましょう。具体的な内容は、採用担当者へのアピールになります。

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