有料職業紹介 許可番号 13-ユ-309036

03-5730-1331

受付時間 9:00〜18:00
(土日祝はお休み)

ペットナース編集部

  • facebookでシェアする
  • tweetする
  • LINEで送る

愛玩動物看護師の履歴書の書き方ポイント4選!自己PRと志望動機の例文

動物看護師の履歴書の書き方ポイント4選!自己PRと志望動機の例文

「動物看護師の履歴書の書き方がわからない」
「自己PRや志望動機を考えるのが苦手」

愛玩動物看護師の求人に応募するときに、どのように履歴書を書けばいいのかわからず疑問を持っていませんか。

仕事に応募するときに、履歴書は自分をアピールする大切な役割です。そのため、自分の経歴や長所などを具体的に書くことが大切です。

本記事では、動物看護師の方が履歴書を書くときに、書き方や自己PR方法など他の人と差別化できるようなポイントを詳しく解説します。

履歴書の書き方でお悩みの方が、効果的に自分を伝える履歴書を書く参考になれば幸いです。

動物看護師の履歴書で重要なポイント4選

動物看護師の履歴書で重要なポイント4選

愛玩動物看護師の履歴書で重要な4つのポイントは次の通りです。

・具体的な数字を使う
・専門分野をアピールする
・資格や研修歴を記載する
・具体的なエピソードや経験を組み込む

それぞれ詳しくみてみましょう。

具体的な数字を使う

履歴書には、動物看護師としての経験やスキルを具体的な数字とともに書くことが大切です。具体例は次の通りです。

・⚪︎⚪︎の手術補助を20件経験
・1日平均10匹の動物のケア
・年間300件以上の診療の補助
・年間100時間以上の研修に参加
・業務改善にて、待ち時間を平均15%短縮
・チームリーダーとして5名のスタッフを教育

具体的な数字の記載により、スキルや業務の実績を採用担当者が把握しやすくなります。スキルや経験の証明となるため、具体的な数字を使うことを意識してみてください。

専門分野をアピールする

動物看護師として、特定の専門分野をアピールすると魅力的な履歴書になります。幅広い知識やスキルをもつことも重要ですが、ある分野に特化しているのは、他の候補者と差別化するためにも役立ちます。

次をみてみましょう。

専門分野 具体例
高齢動物のケア 10歳以上の犬猫を対象としたリハビリ実施
エキゾチックアニマルのケア ハリネズミやカメの診療の補助を月10回以上
動物行動学やトレーニング 問題行動カウンセリングを年間20件以上

専門分野を明確に記載すると、採用担当者に「即戦力で活躍できる」という印象を与えられます。その分野が応募先で重視されている専門分野であると、大きなメリットです。

自分の専門分野が応募先でそれほど重視されていない場合でも、特定の分野に知識やスキルがあるのは魅力的なポイントです。今の段階では、重視されていなくても「将来的には病院として力を入れたい分野」な可能性もあり、専門分野があることがマイナスに働くことはないでしょう。

資格や研修歴を記載する

資格や研修歴がスキルや経験の証明となるため、動物看護師の資格や研修の参加歴を次のように詳しく記載しましょう。

・愛玩動物看護師資格取得
・認定動物看護師取得
・動物医療グリーフケアセミナー受講
・麻酔管理セミナー受講
・エキゾチックアニマル看護研修終了

資格を取得した年や、セミナーを受講した年も一緒に記載すると、資格をとってどのくらい経過しているのかわかりやすくなります。取得予定の資格や、現在進行中の学習の分野もあわせて記載することもおすすめです。

動物看護師は、専門的な知識やスキルが求められる仕事です。資格や研修歴は自分のスキルを証明すると同時に、継続的に勉強する意欲もアピールできます。

具体的なエピソードや経験を組み込む

履歴書には、具体的なエピソードや経験を組み込むと、人柄や働き方が伝わりやすくなります。次をご覧ください。

選ぶポイント 具体例
印象的なエピソード 命に関わる状態にある犬の飼い主の不安を軽減するために、積極的にコミュニケーションをとった
貢献した内容 業務改善の研修を受け、診療効率をあげる取り組みをした結果、1日の診療数が上がった
努力した経験 初めての手術補助は不安だったが、マニュアルを読んだり、事前学習をしたりして成功した

具体的なエピソードや経験を組み込むと、どのような考え方や働く姿勢の持ち主なのかがわかりやすくなり「この人と働きたい」という感情を抱くきっかけになります。

動物看護師の自己PRの魅力的な書き方と例文

動物看護師の自己PRの魅力的な書き方と例文

動物看護師の自己PRの魅力的な書き方と例文を説明します。

・問題解決能力に触れる
・コミュニケーション能力に触れる
・向上心や学習意欲に触れる

それぞれご覧ください。

問題解決能力に触れる

動物の健康を管理し、飼い主の不安を軽減させるために、問題可決能力は動物看護師に不可欠なスキルです。自分がどのように問題に対応し、どのような結果が出たのかをわかりやすいエピソードとともに書くと説得力が増します。例文をみてみましょう。

(例文)

私は飼い主さまへのアドバイスをとおして、動物の健康管理をサポートしました。例えば、元気がなく散歩を拒む犬へのアドバイスです。

まず食事の量や種類を時間帯別に聞き取りました。散歩の時間帯や方法も記録につけ、獣医師に報告しました。定期的に飼い主さまと連携をとり、必要な助言をした結果、食生活が見直されて、元気に散歩にいくようになりました。

この経験から、動物と飼い主さま両方の課題を明確にし、適切な対応策を見つける重要性を知りました。

問題にどのように関わって、どのような結果が出たのかを明確にできると、問題解決能力を証明しやすくなります。

コミュニケーション能力に触れる

動物看護師はコミュニケーション能力が求められる仕事です。飼い主さまや獣医師をはじめ、他のスタッフと連携を取りながら、動物の健康管理をしなくてはいけません。

自分がどのような役割を果たし、良好なコミュニケーションを築いたかを経験をもとに記入しましょう。

次の例文をご覧ください。

(例文)

私は、スタッフと獣医師で開かれるカンファレンスのまとめ役を月に1度しました。それぞれの職種から出る意見をまとめ、すべてのスタッフが理解しやすいよう議事録も作成しました。

カンファレンスの目的や、話し合いたいことを事前に整理し、定期的にカンファレンスをした結果、情報が共有でき治療がスムーズに進むようになったと院長に言われました。

コミュニケーションをとおして、他のスタッフや飼い主さまから言われた言葉も合わせて紹介するとより説得力が増します。

向上心や学習意欲に触れる

動物医療の現場は進化しており、スキルや知識のアップデートが必要です。そのため、向上心や学習意欲について触れると、採用担当者に「一緒に働きたい」と感じさせるきっかけになります。

具体的な例文をみてみましょう。

(例文)

高齢の動物と関わるために、高齢の動物のリハビリに関するセミナーに年に4回参加して知識を深めました。学校で習ったことよりもさらに深い知識や新しい情報を得ることができ、学び続けることの大切さを学びました。

動物医療に携わる立場として、学び続ける姿勢が重要です。具体的な行動をアピールすると、向上心や学習意欲を効果的に伝えられます。

動物看護師の志望動機の書き方と例文

動物看護師の志望動機を書くときは、次のポイントを参考にしてみてください。

ポイント 例文
動物が好きなことを伝える 子どものころから大好きだった愛犬の看病の経験から動物看護師を目指しました
関わりたいサポートに触れる 病気の動物のケアだけでなく、飼い主さまの不安を取り除けるよう家族への精神面のサポートもしたいです
その職場を選んだ理由を書く 貴院を選んだ理由は、高齢の動物のケアに力を入れているからです
将来の目標を伝える 貴院で高齢の動物のケアに携わり、将来は高齢の動物に関する資格を取りたいです

志望動機には、志望した理由やその病院だからこそ学べると感じる理由を明確にします。そのうえで将来の目標も伝えると意欲が伝わりやすくなります。

 

動物看護師の志望動機はこれで決まり!7つのポイントや例文とNG例

動物看護師の履歴書で避けたいNGワード

動物看護師の履歴書で避けたいNGワード

動物看護師の履歴書で避けたいNGワードを次の項目ごとに説明します。

・主観的な表現
・あいまいな表現
・不確実な表現

詳しくみてみましょう。

主観的な表現

履歴書では、自分の能力や適性を客観的に伝えることが大切です。主観的な表現は、自分の印象や感情に基づいており、採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。

NG例と改善例は次の通りです。

NG例 改善例
私はコミュニケーション能力が高いです カンファレンスで進行役を何度も担い、他の職種とコミュニケーションをとることの重要性を学びました
動物が好きなのでこの仕事に向いています 動物病院で2年間勤務し、飼い主さまとの関わり方や適切なケアの方法を学びました
私は学習熱心です 1ヶ月に1回勉強会に参加して知識を深めています

数字や具体例の記載により、相手にスキルや適性を伝えやすくなります。

あいまいな表現

あいまいな表現は、具体性や信ぴょう性にかけるため採用担当者に不信感を与える恐れがあります。そのため、できる限り具体的に書くことが大切です。

以下をご覧ください。

NG例 改善例
多くの業務をしてきました 1日10件以上の外来を担当し、動物の健康チェックや飼い主さまへの説明をしました
いろいろな動物をみてきました 犬やねこだけでなく、爬虫類のケアもしました

あいまいな表現を避けるために、具体的なエピソードや数字は役立ちます。

不確実な表現

不確実な表現は、自信のなさを示し、採用担当者にマイナスの印象を与える恐れがあり注意が必要です。具体的にみてみましょう。

NG例 改善例
動物の世話はたぶん得意です 3年間動物病院で学び、細かい観察が得意です
おそらく迅速に対応できます 緊急時には、獣医師と連携し対応方法を明確にします

「たぶん」「おそらく」など不確実な表現を避け、わかりやすく記載することを心がけるのが大切です。

動物看護師の職務経歴書に記載する具体的な内容

動物看護師の職務経歴書に記載する具体的な内容

動物看護師の職務経歴書に記載する具体的な内容を解説します。

・専門分野での実績
・具体的な業務内容
・習得したスキル

それぞれご覧ください。

専門分野での実績

専門分野での実績をわかりやすく記載すると、今までどのような仕事をしてきたのか伝えやすくなります。他の候補者と差別化がはかるためにも効果的です。

具体例は次の通りです。

専門分野 具体例
診療の補助 ・1日平均20件の診療をサポート
・1日平均5件の採血の介助
術後管理 ・1年間に50件以上の術後ケアを担当
・傷の処置や健康チェックを担当
特定分野への取り組み ・高齢動物のケアに関する勉強会を月1度開催
・全12回の高齢動物のケアに関するセミナーに参加

具体例や数字を用いた専門性や成果の説明を心がけましょう。

具体的な業務内容

日々行った業務を明確にすると、経験や即戦力としての適応をアピールするのに効果的です。業務の内容を羅列するだけでなく、工夫した点も加えて書くことがおすすめです。

業務内容 記載例
受付業務 ・1日20組の来院の対応
・診察がスムーズにおこなえるよう来院の理由をこまかく確認
入院管理 ・入院している動物のバイタルチェックを担当
・動物のストレスを軽減させるため飼い主さまから好きなものを聞き取り
後輩育成 ・3名の新人育成の担当
・学習計画の作成

自分の役割や職場への貢献度を数字を用いて記載してみましょう。

習得したスキル

採用担当者は、動物看護師としてどのようなスキルを持っているのかを重視します。どのようなスキルや経験があるのかを以下のポイントに沿って、できる限りわかりやすく書くことを意識してみてください。

・投薬の管理
・採血の補助
・術後の傷口の管理
・バイタルサイン測定
・麻酔のときの補助業務
・飼い主さまへのケア指導
・リハビリテーションの実施
・処置に合わせた動物を安全に固定する技術

動物看護師として必要なスキルをできる限り多く記載すると、即戦力として働けるアピールにもつながります。

まとめ

動物看護師は、専門的な知識やスキルが求められる仕事です。そのため、履歴書に自分がどのようなスキルを持っているのかをわかりやすく記載することが大切です。

スキルや知識を採用担当者にわかりやすく伝えるために、具体的なエピソードや数字を活用しましょう。

スキルや知識の信頼性が増し、採用担当者の印象に残る履歴書になります。

新着求人

こんな記事も読まれています

ペットナース編集部

動物看護師に従事する全ての皆さまの就職・転職のお役立ちとなる情報を発信しています。